夏休みの宿題、親はどこまで関わる? ~学習習慣づくりのヒント~
先日、Yahoo!のニュースに「夏休みの宿題に親はどこまで関わるべきか」という記事がありました。
そう、この夏休み差し掛かると、気になるのが 「宿題が終わっていない!」問題。
特に小学校高学年から中学生にかけては、量も難易度も増え、保護者の皆さんからも
- 「全然進んでいないのに、本人は危機感ゼロ…」
- 「声をかけるたびにケンカになる」
- 「受験を控えているのに、このままで大丈夫なの?」
といったお声をいただきます。
(最近は、夏休みの宿題を課さない学校も増えてきていますが…)
◆親が「手を出しすぎる」と自立を妨げる
高学年や中学生になると、本来は 自分で計画を立て、やり切る力 を育てたい時期です。
そこで親が「答えを教えてあげる」「代わりにやってしまう」と、子どもは「どうせやってもらえる」と考え、自主性が育ちにくくなります。
受験や定期テストでは「自分で考え、解き切る力」が求められます。
そのためにも、この時期の宿題は「やり方を支える」程度の関わりが理想です。
◆とはいえ「完全放任」も危険
一方で、まったく関与しないと、宿題が終わらず新学期に嫌な思いをしたり、学習の遅れが積み重なったりするリスクもあります。
「わからないところを放置する癖」がついてしまうと、次の単元でもつまずきやすくなり、成績低下につながりかねません。
◆ポイントは「学習習慣の伴走」
この年代で大切なのは、単に宿題を終わらせることではなく、学習習慣をどう作るかです。
- 宿題の量を一緒に整理して、スケジュールを立てる
- まずは短時間でも机に向かう習慣をつける
- 「答えを教える」のではなく、「考え方を導く」 などなど・・・
こうした小さな積み重ねが、受験や将来の学びに直結していきます。
◆「家庭だけで抱え込むのは難しい」という声
仕事や家事の合間に、毎日子どもの勉強を見てあげるのは大変です。
「やりなさい!」と言っても動かない、気づけば親子ゲンカ…という経験、ありませんか?
高学年・中学生になるほど、親だからこそ言うことを聞かない というケースも増えていきます。
また、親の方もついつい子どもには感情的になってしまうこともあります。
◆そんなときは塾を利用するのも一つの手
個別指導塾では、家庭では難しい「学習習慣づけ」を第三者の立場でサポートできます。
- 宿題や学校ワークの計画的な進め方を指導
- 苦手分野は「答え」ではなく「解法」を丁寧に説明
- 定期テストや受験に向けた学習の見通しづくり
これにより、ただ宿題を終わらせるだけでなく、自分で学ぶ力 を身につけていくことができます。
◆まずはお気軽にご相談ください
「うちの子、宿題がなかなか進まない…」
「受験を控えているけど、学習習慣が定着していない…」
そんなお悩みは、ぜひ私たちの個別指導塾にご相談ください。
お子さまの学習ペースや性格に合わせて、無理なく学習習慣をつくり、夏休み明けの学校生活や受験に自信を持って臨めるようサポートいたします。
2025年8月18日