京都生涯学習研究所

教室通信

通知表をもらってからすること

通知表、どこを見ていますか?

学期末に渡される通知表。
多くの方がまず目にするのは「評定」だと思います。
もちろん、それ自体も大切です。ですが、なぜその評定になったのかという中身を探ることで、通知表をよりよく生かすことができます。

 

評定だけで終わらせない

「なぜこの評定になったのか」を一緒に考えてみましょう。
多くの学校では、
・テスト〇%
・提出物〇%
・授業態度〇%
といった形で評価の割合が決まっています。
まずは、この評価の仕組みを知ることが第一歩です。

多くの場合は、教科担当の先生に尋ねると教えてくれます。学校によってはシラバスに明記されているところもあります。

テストがすべてではありません。テストは確かに重要です。ただ、思うような点数が取れなかったときほど、提出物の重みが効いてきます。レポートやワーク、課題を丁寧に仕上げているかどうかは、成績に確実に反映されます。提出物の有無で評定が良くも悪くもぎりぎり変わったというケースは結構あります。

 

提出物は「将来への練習」

提出物は、単なる作業ではありません。
期限を守る、計画を立てる、コツコツ進める。
これは将来、仕事や学習で必ず必要になるスケジュール管理・タスク管理の練習でもあります。

 

受験と評定の関係

もちろん、受験では評定も大切です。
京都府の公立高校受験では、実技教科の評定が内申点に大きく関わるケースも少なくありません。実技教科はテストよりも、提出物や成果物、日々の取り組みが評価の中心です。

また、大学入試においても公募推薦等で評定が必要になってくる場合もあります。もちろん指定校推薦の学内選抜は、評定が最重要です。

 

まとめ

通知表は、評定の数字だけを見るものではありません。
「なぜその評定になったのか」という評価の中身を理解することで、次の学習や行動に確実につなげることができます。

成績は、テストだけで決まるものではなく、提出物や授業への取り組みも大きな割合を占めています。特に提出物は、評定を左右する重要な要素であり、状況によっては評定が変わる決定打になることもあります。

提出物への取り組みは、学力評価にとどまらず、期限管理や計画性といった将来に必要な力を身につける機会でもあります。

また、受験において評定は重要な判断材料です。京都府の公立高校入試では実技教科の評定が内申点に影響し、大学入試でも(一部の)公募推薦や指定校推薦では評定が大きく関わります。 通知表は結果の確認で終わらせず、評価の仕組みを理解し、次に何を改善すべきかを考えるための資料として活用することが大切です。

2025年12月24日

« »