個別で伸びる子、集団で伸びる子?
◆個別で伸びる子、集団で伸びる子
「うちの子には、個別と集団、どっちが合ってるんでしょうか?」
塾選びで多くの方が悩まれるポイントですが、実はこの問いには、もう少し丁寧な前提が必要です。それは「個別か集団か」ではなく、「今のこの子に、どちらが必要か」 という視点です。
◆集団で伸びる子の特徴
集団指導が機能しやすいのは、次のような状態にある子です。
- 基礎がある程度固まっている
授業についていける土台があり、つまずきがあっても自力で調整できる - 目標が明確で、自己管理ができる
「次のテストで○点取りたい」「この高校に行きたい」といった目標があり、そのために何をすべきか考え自身で実行できる - 競争や他者との比較を前向きに受け止められる
「周りに負けたくない」という気持ちを、やる気に変えられる
集団指導は、カリキュラムが体系的で、スピード感もあります。受験対策としても大変効率的です。ただし、それが機能するのは「集団や授業のペースについてゆける状態」が前提になります。
◆個別で伸びる子の特徴
一方、個別指導が力を発揮するのは、こんな子です。
- 基礎に穴がある、または今つまずいている
「授業についていけない」「どこがわからないかもわからない」といった状態 - 質問することに抵抗がある
集団の中で手を挙げるのが苦手、または「自分だけわかってないかも」という不安が強い - 自分のペースで進めたい、またはペース調整が必要
得意な教科はどんどん先に進みたい、苦手な教科はゆっくり確実に理解したい - 学習習慣そのものを立て直したい
勉強のやり方、ノートの取り方、提出物の管理など、学びの土台から見直す必要がある
個別指導は、「今のこの子」に必要なことを、わかるまで伝えるのが強みです。ただし、自由度が高いぶん、本人の意欲や講師との相性が学習効果に直結しやすい点には注意が必要です。
◆「伸びる・伸びない」は、環境が合っているかで決まる
誤解されやすいのですが、「個別の方が丁寧だから、どんな子でも伸びる」わけではありません。逆に、「集団の方が競争があるから、やる気が出る」とも限りません。大切なのは、その子の今の状態と、指導形態がかみ合っているか です。たとえば、基礎が固まっている子を個別でゆっくり進めれば、物足りなさを感じます。逆に、つまずきが多い子を集団に入れても、置いていかれる不安が募るだけです。つまり、「個別で伸びる子・集団で伸びる子」というのは、その時期の学習状態と目標によって変わることもあります。
◆京都生涯学習教室が、個別指導を選んだ理由
当教室が個別指導にこだわるのは、「個別の方が優れている」と考えているからではありません。学校という集団授業の場で日々教えているからこそ、集団では拾いきれない部分を、個別で支えたいと考えているからです。
学校の授業は、カリキュラムに沿って進みます。それは体系的に学べる良さがある一方で、一人ひとりのつまずきに立ち止まることは難しい構造です。
だからこそ、当教室では「今、この子に必要なこと」に集中できる個別指導を軸にしています。学校での学びを土台に、必要な部分を丁寧に補強していく。それが、私たちの役割だと考えています。
◆迷ったときに考えてほしいこと
「個別か集団か」で迷ったときは、次のような視点で整理してみてください。
- 今、何につまずいているのか
基礎なのか、応用なのか、それとも学習習慣そのものなのか - 本人は、どんな環境で安心して学べるか
周りと一緒の方がやる気が出るのか、自分のペースで進めたいのか - 目標は明確か、それとも探している段階か
目標が定まっているなら集団のカリキュラムが有効。まだ見えていないなら、個別で整理する時間が必要
どちらが正解、ではなく、どちらが今のこの子に合っているか を見極めることが大切です。
◆まずは、お子さまの「今」を一緒に見つめることから
京都生涯学習教室では、体験や相談を通して、お子さまの現状と目標を丁寧に確認しています。学校の提出物、ノートの使い方、進路の悩み。教科指導だけでなく、学びの土台から一緒に見直していきます。「うちの子には、何が必要なんだろう?」
そんな迷いがあれば、まずはお気軽にご相談ください。
2026年2月19日
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